講習コンセプト
リスク回避行動を促進する研修(Risk Avoid Training)
運転状況に応じて適切に行うスタイルを習慣化し、身につけること。
危険を感知した後に、危険の顕在化を未然に防止するためにドライバーが行う一連の全ての行動=リスク回避行動の内容を把握し、今後の安全運転継続について理解を深める。
1.ドライバーのリスク知覚を高める
危険予知訓練、危険感受性訓練
ドライバーのハザード知覚能力を育成することでリスク知覚を高める。
ドライバーの過信をどう防ぐか
ドライバーの自己能力の評価を低くする(正しく行なう)ことでリスク知覚を高める。
2.ドライバーのリスク回避行動を促進する
安全意識、セルフコントロール
リスクの効用の限界を理解し、非効用への認識を高めることでリスク回避行動を促進する。
防衛運転 「減速行動」、「安全確認」、「車間距離の保持」等
リスク回避の意志決定と行動の型を習得させることでリスク回避行動を促進する。
(帝塚山大学心理福祉学部教授・蓮花 一己著 交通危険学より)